2023年度スケジュール

 2023年度は以下の日程で行います。文献抄読のテーマは昨年度に引き続き「フロイトを読む」です。事例論文を読み解き、同時に日本の分析家による関連するエッセイに触れていきます。
4月9日(日)
「あるヒステリー分析の断片」フロイト全集6
5月14日(日)
「『あるヒステリー分析の断片』――『症例ドラ』」現代フロイト読本1
6月25日(日)*
「ある5歳男児の恐怖症の分析」フロイト全集10
7月9日(日)
「『ある五歳男児の恐怖症分析』――『ハンスの症例』」現代フロイト読本1
9月10日(日)
「W.イェンゼン著『グラディーヴァ』における妄想と夢」フロイト全集9
10月8日(日)
「強迫神経症の一症例についての見解」フロイト全集10
11月12日(日)
「『強迫神経症の一章例に関する考察』――『ねずみ男の症例』」現代フロイト読本1
12月17日(日)*
「自伝的に記述されたパラノイアの一症例に関する精神分析的考察」フロイト全集11
1月14日(日)
「ある幼児期神経症の病歴より」フロイト全集14
2月11日(日)
「『ある幼児期神経症の病歴より』――『精神分析の百科事典』」現代フロイト読本2
* のついている日は第2日曜日ではありません。ご注意ください。

参考文献

 他に参考文献として、以下のものをお勧めしています。

・J・キノドス 『フロイトを読む』 岩崎学術出版社

・西園昌久他 『現代フロイト読本1・2』 みすず書房