セミナー概要

 本セミナーでは、英国の中間派・独立派を中心に対象関係論の理論と実践について、以下のような概要で学びます。
主催者 工藤晋平(名古屋大学)
アドバイザー 北山修(日本精神分析協会訓練分析家)
対象 以下を満たしている方が対象です。
・精神分析または精神分析的心理療法を実践している臨床家(ある程度の経験があることが望ましい)
・日本精神分析学会会員であること
・大学院生でないこと
内容 文献の抄読を通して理論を学ぶとともに、事例検討を通じてその実践を学びます。
文献は毎年テーマを決めて集めています。事例検討においては、事例の概要と直近の数セッションの記録を提示していただき、療法の進め方、理解の仕方などについて参加者全員で検討します。
文献テーマ 2020年度は、「現代の論者によるウィニコット」と題して、独立派精神分析の流れの中でウィニコットがどのように次世代の論功を生み出しているかを概観する内容となっています。
開催日 原則毎月第2日曜日 13時〜17時
前半:論文抄読 後半:事例検討
場所 キャンパスプラザ京都 ほか
会費 1回 3,000円(10回 30,000円)
定員 30名
略歴 北山修
医学博士・国際精神分析協会訓練分析家
九州大学 名誉教授
< 主著 >
『悲劇の発生論――精神分析の理解のために』(1982)金剛出版
『幻滅論』(2001)みすず書房
『錯覚と脱錯覚―ウィニコットの臨床感覚』(2004)岩崎学術出版社
『覆いをとること・つくること』(2009)岩崎学術出版社
『Prohibition of Don’t Look: Living through Psychoanalysis and Culture in Japan』(2010)岩崎学術出版社
『評価の分かれるところに――「私」の精神分析的精神療法』(2013)誠信書房
『意味としての心――「私」の精神分析用語辞典』(2014)みすず書房
< 主訳書 >
D・W・ウィニコット 『抱えることと解釈――精神分析治療の記録』(監訳)(1989)岩崎学術出版社
J・ストレイチー 『フロイト全著作解説』(監訳)(2005)人文書院
S・フロイト 『「ねずみ男」精神分析の記録』(監訳)(2006)人文書院

工藤晋平
博士(心理学)・臨床心理士
名古屋大学学生支援センター特任准教授
< 主著 >
『アタッチメントの実践と応用』(分担執筆)(2012)誠信書房
エビデンス・ベースドな精神力動論(精神療法第42巻第3号)
< 主訳書 >
P・フォナギー 『愛着理論と精神分析』(分訳)(2008)誠信書房
D・オッペンハイム、D・ゴールドスミス 『アタッチメントを応用した養育者と子どもの臨床』(分担)(2011)ミネルヴァ書房
K・サンダース 『ポスト・クライン派の精神分析―― クライン、ビオン、メルツァーにおける真実と美の問題』(分担)(2013)みすず書房
D・メルツァー 『自閉症世界の探究』(分担)(2014)金剛出版